遠き祖先から連綿と受け継がれてきた共生の精神。神と共に生き、自然と共に生き、祖先と共に生き、そして大事な人達と共に「今この時」を生きる。その心をお互いに確認し、神縁なる絆を深める聖地・・。
西宮八幡宮は宇部のこの地でずっと生活を営んできた方々の悠久なる心の故郷。これからこの地に暮らす方々の新たなる心のふる里。そして古来から西宮大神様を「えびすさん」と親しんできた崇敬者の方々の心の故郷。
本当の幸せってきっと今日と変わらぬ素朴な明日がやってくること・・。素朴な明日と変わらぬ明後日がくること・・。
そんな気持ちを大事に1件づつの御祈祷を奉仕しております。
「♫街の小さな総合神社♫西宮八幡宮へお参りくださいませ!」
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♬「お稲成さんのおもかる石」♬
当社境内社「成就稲成社」に占い石「おもかる石」が奉納されました。
おもかる石は全国津々浦々にございますが、特に有名なのが「伏見稲荷大社」。
願いを込めて石を持ちあげた際、それが軽く感じれば願いが叶い、重く感じれば努力
を要すとの伝承がございます。
当社のおもかる石は山陽小野田市の「おぶつだんとお墓のかんのん堂」様からこの度
新調いただき、御奉納賜りました。
運試しに持ち上げてみては如何でしょうか?
御参拝お待ち申し上げております♬
西宮八幡宮摂社「三島神社」~盆踊り継承者を募っております~
宇部市居能町鎮座「三島神社」は安政3年(1856)3月、岩国市美和町生見の三島大明神を現在地へ引社し、開作事業(埋め立て工事)の守護神として崇敬されました。以後、居能町発展の祈願者として崇敬されるようになります。
しかし、いつの頃か居能町界隈で「コレラ」が発生。住民は悪病退散を願い、三島神社で祈願したところ、神様から「盆踊りを奉納して欲しい」とのお告げがあり、早速下関市伊崎地方の踊りを習得、奉納したところ、病魔は無事鎮められたと伝承されています。以来、毎年8月15日を神様踊り、翌16日を精霊踊りとして行い、平成16年4月には「宇部市無形民族文化財」に指定されました。高齢化に伴い、世代交代して円滑に宇部市の伝統を継承したく、藤山校区や浜町付近で後継者を募っております。男女問いません。8月1日の午後7時から1時間程練習を行っております。ご参加謹んでお願い申し上げます。
西宮八幡宮「しめ縄保存会」では、郷土伝統護持をモットーに市内外神社様のしめ縄を作成いたしております。
しめ縄作成の後継者が減少する現在、地元お社のしめ縄がご必要な方はお気軽にご相談ください。
連絡先 西宮八幡宮注連縄保存会 事務局 石田恒雄 迄 090-3740-7019)にお電話ください。
境内社の紹介「成就(じょうじゅ)稲成社」
当社境内には「稲成神社」と「天神社」が建立されております。
稲成神社の御祭神は京都の稲荷本宮「伏見稲荷大社」と島根県津和野町「太皷谷稲成神社」の御分霊がお祀りされております。
元来「イナリ」とは食物を司る神「食保神(うけもちのかみ)」または「宇迦之御霊(うかのみたま)の神」と言います。宇迦之御霊の神は伏見の山の頂上から白鳥となり、金色の稲を成らした伝説にちなみ「稲成(いねなり)降りた」という言葉が「伊奈利(いなり)」に転じたと古書は伝えております。その後、弘法大師空海が建立した東寺に「稲を背負った老人」として現れ、守護神となります。空海は伊奈利の神が稲を荷った老人だったことから「稲荷」の字を充てたと言います。江戸時代に入り稲荷信仰は全国的に流布し、島根県津和野町にも分霊が祀られました。津和野城藩主の守護神であった稲荷神は、蔵番がなくした蔵の鍵が稲荷神に祈った結果、鍵が見つかったというお話から願い事を成就させる稲荷、即ち「稲成」という字が充てられ津和野城の太鼓やぐらの麓の谷に建立されたことから「太皷谷稲成神社」と名付けられました。商売が盛んであった宇部市にも「西宮えびす神」のみならず出雲大社の「大国主の神」そして「お稲荷さん」がお祀りされ信仰されました。当社のお稲成さんは、津和野太鼓谷稲成神社の信仰者がはるばる津和野に出向くことなく、拝めるようにと本殿に祀ったことにはじまり、近年では境内社として分社され、多くの方の信仰を集めております。
当社では家内安全・商売繁盛・事業繁栄・交通安全・厄除け・星祭り他、様々なご祈願祭を奉仕しております。皆様それぞれにそれぞれのお願い事があります。細かなご希望に沿った祈願奉仕を心がけておりますので、受けられる際はそのお心を遠慮なくお申し付けください。
尚、外祭や葬儀で留守をすることがありますので、お手数ですが社務所迄ご連絡賜りますようお願い申し上げます。